innervoice’s diary

ヨガへの恩返し

境界線

境界線を探してみよう

空気中の酸素とあなたの体の間に

 

境界線を探してみよう

あなたの食べたものとあなたの体の間に

 

いつ酸素はあなたの体の一部になったのか

血液中の酸素はあなたではないのか

無くなったら死んじゃうよ

 

いつ食べ物の栄養素はあなたの体の一部になったのか

体の中の栄養素はあなたではないのか

無くなったら死んじゃうよ

 

”そうなんだ

境界線なんか、ないんだ

この体と外界に”

 

「私」は大きな変化の途中

「私」と意識しているが、本当は大いなる存在の一部

 

何も切り離せない

本当はどこにも境界線はない

違う色、違う場所にあっても同じ絵の一部

この世界は壮大な一つの存在

 

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永遠の「今」

「今」と言っても、その「今」という言葉を発したときに

その「今」はもう消えて無くなっている

 

本当の「今」を感じるには、言葉も思いもいらない

 

 そんな「今」を 私たちは生きている

言葉でも、思いでもない「今」

 

しかし、言葉や思いが「今」を過去のものにしてしまっている

 

この瞬間に起きている奇跡をただ感じていたい

 

刻々と移り変わる光りと影

生命や物質の精密で繊細な変化

そんな変化が宇宙のすべて場所で起きている奇跡

 

すべての奇跡が決して二度と重なり合わない「今」

そんな「今」を永遠に感じていたい

永遠に変化する「今」を感じていたい

 

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生きたい自分を今、生きるために

会社で評価が下がった

給料も下がる

落ち込んだ

 

いつの間にかに罠にはまっている

役割期待にとらわれている

人や世の中の評価を気にしている

 

自分では成長を実感しているのに

ただ周りには違うように映っていただけなのに

 

なぜか、微笑んではいけない気になっている

 

なりたい自分になるためには

周りにそれを ゆだねてはいけなかった

 

分かっちゃいるけどやめられない

自分で心の渦巻きに飛び込んでもがいている

 

だからヨガをする

だから瞑想をする

 

生きたい自分を今、生きるために

信愛のヨガ

 

”私のための行為をし、私に専念し、私を信愛し、執着を離れ、

すべてのものに対して敵意のない人は、まさに私に至る。”

 

クリシュナがアルジュナに告げた、バガバットギータ11章の最後の言葉である。

 

サラリーマンは、しがない仕事

時に理不尽に見えることは山ほどある

バガバットギータは、そんな僕に勇気をくれる詩(うた)だ

 

私はこの文をこう読み換える。

 

”ヨガのために行為をし、ヨガに専念し、ヨガを信愛し、執着を離れ、

すべてものが大いなる存在であるものの現れであるとして大切に接する人は、

まさにヨガ(大いなる存在とつながること)に至る。”

 

どんな仕事であっても、自らの真我にいつわることなく、

ヨガのための行為であると考え、

ヨガの教えと常に照らし合わせ、ヨガへの献身的な愛を忘れずに、執着を離れ、

すべての物や人がが大いなる存在の現れであるとして大切に接する人は、

まさに人として生きることの最上の喜びに達することができる

 

私は、心からそんな風に生きたいと思う

 

辛いときこそ

辛い試練が次々と起こるんだ

あれがやっと落ち着いたと思ったら次はこれ

落ち込むし、後悔するし、色々と考える

泣いちゃったりもする

 

でも、ヨガは教えてくれる

誰も、僕が今という瞬間を楽しむ自由を奪えないことを

 

空気が読めなくても

落ち込んだ方がいいようなときでも

泣いちゃうときも

 

辛いときこそ、実践しよう

ヨガが私に教えてくれた

誰にも奪われない、僕が今という奇跡を楽しむ自由を

 

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心の奴隷制度

ボブ・マーレーは歌った

“Emancipate yourself from mental slavery”

 

アメリカ大陸の黒人奴隷制度が終わった後でも

黒人たちは自分たちを心の奴隷制度で縛っていると

そこから自分たちを解放するんだと

 

現代の私たちはどうだろう

本当に解放されているだろうか

 

男だから、女だから

課長だから、妻だから

ああだとか、こうだとか

そんなんだから、こんなんだから

 

実は心(思い)に支配されていないか

心の奴隷制度に縛られていないか

 

本当はもっと自由になれるのに

本当はもっと喜びの世界に生きられるのに

 

あなたは完全に解放されていますか

心の奴隷制度から

雨雲の上はいつも晴れ

土砂降りの雨の日、飛行機は飛び立った

乱気流に揺られながら、薄暗い雲の中を飛んでいく

 

しばらくすると、雨雲の上に出る

真っ青な空、眩しすぎる太陽

 

どんな土砂降りでも、雨雲の上はいつも晴れている

 

あんなことや、こんなこと

生きていれば、色んなことが起こるんだ

泣いちゃうこともある

 

そんな時は、魂の飛行機に乗って行くんだ

いつも晴れている雨雲の上まで

 

目を閉じて、呼吸を整えて

内なる晴天の空へ

憂いや悲しさの心の雲を通り抜けて